闘病記の1

転院から3ヶ月、だいぶ安定してきたのでお知らせを兼ねてメモ。
鞄に乗れなくて挟まるねーさん

2009年2月

水飲む量が増えてきたので、腎臓を診てもらおうと検査すると
血糖値316と中性脂肪500以上が高い。
避妊手術によるホルモンバランスの崩れと説明される。
食物繊維の多いヒルズw/d与えると平常値まで下がったので
以後食餌療法を継続する。

2010年3月

また血糖値255とやや高まるが、ヒルズr/dで治まる

2011年3月

地震後しばらく和室を避難所にして生活。
猫には怪我ひとつなかったけど、余震ごとに固まったりと
かなりショックは受けたようだ。

多飲多尿傾向と体重減があったので3/末に検査すると
血糖値384中性脂肪500以上とさらに高い値が出る。
しかしストレスによる一時的なものと言われ様子見に

2011年4月前半

様子見ても血糖値388と下がらず。中性脂肪は下がった。
ホルモンバランスを整えるのどうのと説明がありステロイド錠剤を投与。
翌週やはり血糖値下がらず、インスリン用量を決めるため入院。
しかし1日1回3単位で平常値まで下がったためか1泊で退院。

隔日でインスリン打ち始めるが測るたび血糖値が440まで上がり、
インスリンも4単位,3単位×2回と増える。
この辺りから医者の言ってることと対処に矛盾がボロボロ出てくる。
自衛のためにニプロの血糖値測定器を購入。

2011年4月後半

あまりに血糖値が下がらずケトアシドーシス発症の恐れも
あることから、土日に半日入院してインスリン投与しながらモニタされる。
しかしねっちゃんは病院ではご飯食べようとせず、そこにインスリン打つ
もんだから血糖値360→81→360→130 とか凄いことになり
見た目にも急激に衰弱していく様子が分かる。

みぬさんのとこや犬と猫の内分泌疾患ハンドブック
で学んだ知識から、初期にケトアシドーシスからの離脱を目的に
点滴などで強制的に血糖値を下げることはあっても
単にインスリン打つのに空腹にする意義は無いと考え、転院を決意。
通える範囲の病院にこれまでの検査結果と疑問点を持ち込み、
一番理論的なところで診てもらうことに。
即日で血液,X線,超音波,ホルモン,膵臓などを検査。
結果、高血糖330と膵炎傾向がある以外は基礎疾患が見られないため
すぐにランタスを1日2回ずつ、1単位から徐々に増やして投与することに。
さすがに6.7kgで1～2単位では少なく、自宅測定で250～380と高い値が続く。
なお自宅測定は病院測定よりも低く出るので1.4倍くらいしないとならない。

2011年5月前半

検査結果から脱水傾向があり、吐き気や白血球増加があるため
抗生剤も投与。体に合わず下したりするも、白血球は戻る。
血糖値は平均300となかなか下がらない。

2011年5月後半

ランタス4単位(を1日2回)に増やすと、やや血糖値に反応があり、
5単位で130まで落ちるなど大きく下がり始めた。
平均するとまだ250前後だけど変動の幅が大きい。
病院でも血糖値172が出る。
スーさんの飼い主の柚子さんといろいろ相談。

2011年6月前半

5単位で90台、さらに80まで下がる。
急に下がりすぎたせいか低血糖らしき症状も出始めたので単位数を減らし、
4.5単位くらいで安定する。
インスリンが効いているためか体重がいつの間にか7.1kgまで戻している。
腹の脂肪が厚くて膀胱まで針が届かないと言われたのでご飯1割カット。
そのせいか4.5単位では下がりすぎるようになり、平均170、最低60と
低い値が出るので4単位まで減らす。

おーりさん夫妻が遊びに来て猫見会。にゃわいい。

2011年6月後半

平均120くらいで100以下もよく出るので3.5単位まで下げる。
たまに67とか凄い値が出て2単位まで減らすことも。
でも上が十分低いためか低血糖の症状は出ていない。

2011年7月前半

7.3kgまで増えたのでさらにご飯を減らす。
血糖値は安定して平均100を切りそうなくらい。
病院で77はさすがに低すぎると指摘されたので、2.5単位に減らして様子見。

現在は2→1.5単位と減らしても血糖値が平均で90前後と安定。
インスリン減らしても血糖値変わらないということは、自力で
インスリン分泌することで必要な分だけ血糖値を下げれているのでは?
と喜び、でもリバウンドしないように4日で0.5単位くらいずつゆっくり減らし中。

そうそう、転院でみーさんも検査したところ
右腎臓が形成不全か小さめなのが発見されましたが
機能的には問題無く、他はまったく健康なのでよかった。
暑い寝みーさん